肺がん
ホルネル症候群こんなにある肺癌の合併症

ホルネル症候群

ホルネル症候群の分かり易い解説

肺がん

ホルネル症候群の詳細目と脳とは、たくさんの神経線維で繋がれています。
瞼や瞳に異常がみられたら、それらの神経が障害されているせいかもしれません。
ここでは肺がんの合併症の1つ、ホルネル症候群を分かり易く解説しています。

発症のメカニズムや症状など

発症のメカニズム・症状ホルネル症候群は、肺がんの進行が原因になることもある病気です。
肺がんがどのようにホルネル症候群を発症させるのか、そのメカニズムを説明しましょう。
ホルネル症候群により、どんな症状が表れるのかなどもお教えします。

腫瘍などが目の神経を侵すことが原因

目と脳とを接続している神経は、首の頸動脈のそばを通っています。
ホルネル症候群は、この神経がさまざまな理由で途切れることにより起きる病気であり、頚部交感神経麻痺やホルネル徴候などとも呼ばれています。
なおホルネル「兆候」と勘違いしている人が多いようですが、「徴候」が正しい表記です。

主な原因となるのは、肺、脳、脊髄、首などの病気や外傷です。
肺や脳の腫瘍が首にまで及んだり、落馬や交通事故などで首や脊髄を損傷したり、頸動脈や大動脈の剥離などが具体例として挙げられます。

また生まれつき既に発症しており、障害されたほうの目が薄い青色をしていることもありますが、このようなケースはごく稀です。

主症状は瞼下垂、縮瞳、眼球陥没の3つ

ホルネル症候群を発症すると、目にさまざまなトラブルが起こります。
主症状は瞼の下垂、縮瞳、眼球の凹みの3つですが、顔半分が発汗しにくくなるといった症状が表れることもあります。

どちらの目に症状が表れるかは、どちらの神経が障害を受けたかによります。
右の神経の場合は右目が、左の神経の場合は左目が侵されるといった具合です。

虹彩異色症が合併することもありますが、これはめったにありません。
なお虹彩異常症とは、俗にいうオッドアイのことです。
左右の目の色が違う猫、と言われればおそらく想像がつくでしょう。

原因疾患を突き止めることが重要です

ホルネル症候群であるかどうかの判断は、瞼や瞳を観察するだけでも十分参考になります。
しかしホルネル症候群の陰には、さまざまな病気が隠れていることが殆どですので、治療方針を決めるためには原因疾患が何であるかを突き止めなければいけません。

原因特定のためには、神経系に関する検査を徹底して行う必要があります。
具体的には、神経学的検査をはじめ、エックス線・MRI・CTなどの画像検査、脳脊髄検査や耳道検査などで詳しく調べていきます。

ホルネル症候群は原因不明のことも多く、必ず効く治療法はありません。
しかし原因を解明してそれに応じた治療を行えば、大なり小なりの改善は期待できます。

犬や猫も発病することがある!?

ホルネル症候群は人間だけに発症する病気ではありません。
猫や犬などの動物もホルネル症候群にかかることがあり、特に犬に多くみられます。
表れる症状は、瞼が垂れる・瞳の色が変わるなど、人間とほぼ同じです。

原因は先天性や感染などさまざまな説がありますが、多くは外傷もしくは原因不明です。 よく起きるケースが、犬の散歩時に使用するリードです。
リードとは、犬の首輪に取り付ける引き縄のことです。これが散歩時に首に絡まることにより、目の働きに関係する神経が障害をうけ、ホルネル症候群の原因となるのです。

ホルネル症候群は、一度発症すると治療や完治のとても難しい病気です。
自分の予防は勿論ですが、大切なペットもかからないように気を付けてあげましょう。

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