肺がん
気胸こんなにある肺癌の合併症

気胸

気胸とはどんな病気か

肺がん

気胸の詳細肩に違和感があったり、胸が痛くなったりしたら、肺胞が破れているせいかもしれません。
気胸は、肺だけでなく他の重要な臓器に被害が及ぶこともあるのでとても危険です。
肺がんの検査時に起きることも多いと言われている、気胸とはどんな病気なのでしょうか。

原因や症状、検査や治療方法など

原因・症状気胸は喘息のような症状が出る病気ですが、喘息とは違ってあまり知られていません。
発症にいち早く気付くためにも知っておきたい、気胸の原因や症状をはじめ、診断のための検査や治療方法などを紹介していきましょう。

嚢胞化した肺胞が破裂する病気です

気胸は、肺胞の一部が嚢胞化して破れることにより、呼吸が上手くできなくなる病気です。 10代から20代の若者に多いですが、女性にはあまりみられません。
男性のほうが圧倒的に多く、特に長身で痩せ型、喫煙者は危険であると言われています。

肺胞が破裂する理由は、激しい運動やセキ・怒責・飛行機の搭乗・スカイダイビングなどさまざまですが、原因不明のことも多いです。
また特殊な例ですが、交通事故などによる胸部の圧迫や胸部の刺創、肋骨骨折などが原因になることもあります。

肺がんの検査が原因の場合もある?

肺がんの検査には、針を刺して肺の組織を採取する生検という検査があります。
肺がんの診断に欠かせない重要な検査ですが、これが気胸の原因になることもあります。
また肺がん自体が気胸を引き起こすことも少なくありません。

病気が原因の場合は続発性気胸と呼びますが、原因不明の場合は自然気胸と呼びます。
他にも月経や精神的なストレス、睡眠不足が原因となる場合もありますが、これらがどのようなメカニズムで気胸を引き起こすのかは分かっていません。

突然、胸痛や呼吸困難などが起きる

気胸を発症すると、とつぜん胸痛、呼吸困難、乾いた咳などの症状が表れます。
これらの症状が表れるのは、肺胸膜の下に発生した嚢胞化肺胞(ブレブ)が破裂して、胸腔内に空気が漏れることが原因です。

安静にしていれば自然に治まりますが、漏れた空気が心臓や反対側の肺を圧迫していた場合は、チアノーゼや不整脈、血圧低下などが引き起こされることもあります。
この状態のままでは命に関わりますので、早急に治療を行わなければいけません。

聴診・胸部X線検査・CT検査で診断

気胸を診断するには、聴診、胸部エックス線検査、CT検査などが必要です。
発病していた場合は、聴診器を胸に当てても呼吸音が聞こえません。

胸部エックス線検査では、レントゲン写真で片肺または両肺の縮小が確認できます。
ただし病状が軽い場合は診断が困難なため、嚢胞の場所特定にも役立つCT検査を行います。

軽度であれば治療は不要ですが…

気胸が軽度であれば特に治療は行いません。運動や無理な呼吸などを控えて安静にし、自然に穴が塞がるのを待ちます。
しかし安静にしても改善されなかったり、病状が中度から重度の場合は、入院して胸腔ドレナージなどの治療が必要になります。
胸腔ドレナージとは、胸に麻酔をしてチューブを挿入し、胸腔にたまった空気を外に排出する治療方法のことです。
この方法で肺を膨らませて、空気漏れの改善が確認できたら、チューブを除去して処置は完了となります。

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