肺がん
気管支喘息肺がんと間違えられ易い病気

気管支喘息

どんな病気? 気管支喘息

肺がん

気管支喘息の詳細喘息は、夜中にとつぜん呼吸困難に陥ったりする病気です。
また発作を誘発するものが非常にたくさんあるため、気が休まる暇がなく大変厄介です。
肺がんと誤診されやすい代表的な病気、気管支喘息について詳しく解説します。

原因や症状などの知識を教えます

原因と症状気管支喘息は、軽症でも治療を怠ればどんどん悪化してしまう油断のできない病気です。
窒息など最悪の事態を防ぐためには、対処法をきちんと身に付けておく必要があります。そのためにも知っておきたい、気管支喘息の原因や症状などの知識をお教えしましょう。

慢性的な気管支の炎症が原因です

気管支喘息は、慢性的な気管支の炎症により、呼吸が苦しくなったりする病気のことです。
昔から広く知られている呼吸器疾患ですが、原因の特定に至ったのはごく最近のことです。
それまでは心の病や伝染病、突発的な気管支の収縮などさまざまな説が存在していました。

常に気管支が炎症している状態にあると、異物に対して気道がとても敏感になります。
異物とは、気道を刺激して発作を誘発させる物質のことであり、それらのことをアレルゲンと言います。

埃やダニなどがアレルゲンになる!

喘息発作の原因となるアレルゲンは、非常にたくさんあります。
最も多いパターンは埃やダニですが、他にもフケ・カビ・衣類や食べ物の屑・動物の毛や分泌物・植物の花粉・昆虫などが挙げられ、これらはまとめてハウスダストと呼ばれます。

ダニは死骸や糞などがアレルゲンとなります。また全てのダニが喘息を引き起こすというわけではなく、原因になるのはヒョウヒダニという種類です。
なおダニは夏や秋に増殖する性質があるため、喘息発作はこの季節によくみられます。

喘息発作は夜から明け方にかけて多い

アレルゲンに刺激されると、気道が収縮するため息が苦しくなります。
呼吸をするたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音が鳴るようになり、ひどくなると体を横たえることができません。咳き込んだり、粘性の高い痰が出ることもよくあります。
これらの症状を喘息発作といい、夜から明け方にかけて起きることが多いです。

喘息の発作はたいへん苦しいですが、多くは自然に治まります。
しかし重い場合は、呼吸困難の症状がかなり長く続き、さらに悪化すると意識を失ったり、血中の酸素が不足してチアノーゼが起きたりすることもあるので要注意です。

診断には問診や呼吸機能検査などが重要

喘息は肺がんなどの気道疾患と見分けがつきにくいので、問診や検査が重要です。
咳や痰だけでは判断ができませんが、呼吸困難と喘鳴の症状がセットで何度も起きたり、昼よりも夜から朝にかけての発作が多かったり、煙草の煙で咳が出たりするような場合は、診断はそれほど難しくありません。

検査については、胸部エックス線検査、呼吸機能検査、血液検査、喀痰検査、アレルゲン皮膚試験、軌道過敏性検査などさまざまなものがあります。
なかでも特に確定に役立つのは、呼吸機能検査や気道過敏性検査です。
呼吸機能検査で努力呼気量が低かったり、気道過敏性検査でより低濃度の刺激物質で1秒量が20%以上低下したりするようであれば、喘息は確実です。

吸入ステロイド薬が治療の主流ですが…

喘息の原因が明確になったため、治療方針は大きく変わりました。
以前は気管支拡張薬で気管支の収縮を改善するという方法でしたが、現在では気管支の炎症を抑えるための吸入ステロイド薬が治療の主流となっています。
ほかにも補助薬として、徐放性テオフィリン薬、経口β2刺激薬、抗アレルギー薬が使われることもあります。

喘息は薬物療法が基本ですが、発作を誘発するものを避けることも重要です。
アレルゲンの多い環境に身を置かないといった心掛けのほか、ストレスや飲酒、激しい運動なども発作の原因になりますので、生活習慣に気をつけるようにしましょう。

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